目次
イベントや展示会、国際会議などで、参加者の目印として使われるネームバッジ。会期中ずっと参加者とともに会場を回るアイテムですが、イベント終了後には、その多くが廃棄されているという現実があります。
「使い終わった後まで循環させたい」
そんな発想から、株式会社プリプレス・センターと新井紙材株式会社が協働し、イベント用PASSケースの循環型サービス「Re:Badge(リバッジ)」をスタートしました。
PASSケースの製作から、使用後の回収、古紙としての資源化、リサイクル証明書の発行までを一貫して行うことで、イベントの中に「使う→回収する→資源に戻す」という循環型の仕組みをつくります。

ネームバッジを「捨てない」選択へ
新井紙材では、これまでにも「東京サステナブルMICEショーケース」や「サステナブル・ブランド国際会議」などで、使用済みの紙製ネームバッジを回収し、古紙として資源化する取り組みに携わってきました。
従来のパスケースに多く見られるプラスチック製ネームバッジは、塩ビやPETなどの軟質・硬質プラスチック、金属クリップ、布や化繊のストラップといった複数素材が組み合わさっているため、手作業での分別に手間がかかり、リサイクルされずに廃棄されることが多くありました。
Re:Badgeでは、PASSケースを紙素材で製作。ストラップも紙素材を使用することで全て資源回収が可能となります。会場に専用の回収BOXを設置し、参加者から使用済みのPASSを回収します。回収したPASSは古紙として資源化され、再生紙へと生まれ変わります。

この取り組みは、単にネームバッジをリサイクルするだけではありません。来場者が使用済みPASSを回収BOXに入れる。その小さな行動そのものが、資源循環への参加になります。イベントという「人が集まる場」だからこそ、多くの人を巻き込みながらイベントにおける参加型のサステナブルアクションを提案します。
イベントのブランドを伝えるアイテムとして
Re:Badgeは、環境面だけでなく、イベントのブランドづくりにも活用できます。PASSケースには、ロゴやテーマ、ビジュアルなどをオリジナルデザインで展開することが可能です。参加者が会場にいる間、常に身につけるPASSだからこそ、イベントの世界観を自然に伝えるツールにもなります。
・国際会議のテーマやロゴをデザインに展開する
・展示会でスポンサー企業のロゴを掲載する
・QRコードから会場MAPや出展者情報へ誘導する
・開催都市の魅力をデザインに取り入れる
など、単なる「名前を表示するためのバッジ」にとどまらない活用が可能です。イベントのブランド体験と、サステナブルな取り組み。その両方を一つのアイテムに込めることができます。

PASSケースは、汎用性の高いホワイトタイプ、ナチュラルな印象のクラフトブラウンタイプ、形状やデザインまで自由に設計できるオリジナルデザインタイプをラインアップしています。
国際会議や展示会などの大規模イベントだけでなく、学会、研究会、セミナーなどにも活用できます。500枚から対応しており、イベントの規模に応じた数量の提案が可能です。
配布から資源化まで、Re:Badgeの循環フロー
Re:Badgeは、PASSをつくって終わりではありません。
- ご相談・ヒアリング
- PASSケース製作
- イベント開催・配布
- 会場内の専用BOXでPASSを回収
- PASSを古紙として再資源化
- リサイクル証明書を発行
という循環を一つのサービスとして設計しています。
これまでイベント終了後に「廃棄するもの」だったPASSを、イベント終了後まで見据えて「資源」として扱います。イベントの準備段階から、終了後の資源化までを考えることで、イベントそのものに循環の仕組みを組み込むことができます。
「環境に配慮している」ではなく「配慮した実績」へ
「環境に配慮したイベントを開催しました」というメッセージだけではなく、「実際にこれだけの紙資源を回収し、再資源化しました」という客観的な実績として伝えられることが、Re:Badgeの特長です。
Re:Badgeのリサイクル証明書は回収実績という客観的データに基づいて発行されます。主観的な取り組みの説明にとどまらず、第三者に提示できる根拠として、統合報告書・CSRレポート・ESG関連資料・大会実施報告書・協賛企業への報告などにご活用いただけます。

イベントからはじまる、サステナブルアクション
「まずはできることから始めたい」というイベント担当者様にも、「イベント全体をサステナブルに設計したい」という主催者様にも、それぞれの規模や目的に合わせた活用方法をご提案します。

2026年7月に開催されたフードロス削減イベント「mottECOフェスタ2026」では、株式会社プリプレス・センターと弊社による合同出展で「Re:Badge」をご紹介しました。ご来場の方々から多数のご相談をいただき、イベントにおける資源循環について関心の高さが伺えました。
「Re:Badge」ではイベントに関わる皆さまとともに、資源が循環する仕組みづくりをサポートしていきます。ご相談・お見積りは下記サイトよりお気軽にお問い合わせください。

